熊谷達也『希望の海 仙河海叙景』(集英社) より
津波により両親と家を奪われ、妹の瑞希とともに仮設住宅で暮らしていた翔平。
震災の影響で心が荒む翔平だったが、瑞希の提案で「ラッツォク」を焚くことになり、 あの日以降止まっていた“時”と向き合う。
東北の港町に生きる人々の姿を通して紡がれる、3・11からの再生の物語。
【原作】
熊谷達也(集英社)
【脚本・演出】
赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)
【出演】
芝原弘(黒色綺譚カナリア派)
牛水里美(黒色綺譚カナリア派)
升ノゾミ(黒色綺譚カナリア派)
【日程】
11/22(wed)
19:00- ※追加公演
11/23(thu)
14:00-/19:00-
【会場】
(石巻駅より徒歩7分)
【料金】
前売/当日共 \2,500
公式ガイドブック付チケット(予約のみ) \3,000
【チケット受付】
【宣伝写真】
鈴木省一
毛利壮幸
【宣伝美術】
高橋さやか
【当日運営】
山下恵(黒色綺譚カナリア派)
【助成】
公益財団法人 宮城県文化振興財団
【協力】
集英社 (有)荒蝦夷 黒色綺譚カナリア派 J-clip パナックけいてい 有馬かおる 小田イ輔 須藤文音 中里順子(黒色綺譚カナリア派) EPIGONEN 石巻かほく いしのまき演劇祭実行委員会
【問い合わせ】
コマイぬ
090-4041-8168
1958年宮城県生まれ。97年「ウエンカムイの爪」で小説すばる新人賞を受賞しデビュー。00年『漂泊の牙』で新田次郎文学賞、04年『邂逅の森』で山本周五郎賞、直木賞をダブル受賞。他の著書に『相剋の森』『荒蝦夷』『氷結の森』『銀狼王』『烈風のレクイエム』『調律師』『微睡みの海』『潮の音、空の青、海の詩』などがある。かつて、宮城県気仙沼市にある中学校で教員として働いていた。現在は仙台市在住。
劇団黒色綺譚カナリア派 主宰。本公演全作品の作・演出を担当。劇団停止後は独特の美意識で昭和初期の物語を描いていた作風から一転、2.5次元演劇と呼ばれる漫画・ゲーム原作作品の舞台化に取り組んでいる。近年の代表作は舞台『終わりのセラフThe Musical』、『あんさんぶるスターズonSTAGE』シリーズ、『黒薔薇アリス』(以上脚本)、ドラマ『三匹のおっさん』(脚本協力)、AKB48presents『絢爛とか爛漫とか』(演出)、映画『彼女がその名を知らない鳥たち』(出演。今年10月~全国公開)。